ども。マスターです。
最近はハーネミューレやcanson、国内メーカーだとピクトランなど、高級だけど魅力的なインクジェット用紙を見かける機会も多くなりましたね。新製品もたくさん発売されているようなので、用紙の注目度が上がっているのでしょう。
わたしも仕事から帰っても自宅のPX-5600で毎日プリントしているんですが、用紙選びって結構悩むんですよね~。
それがプリントの醍醐味でもあるんですが、、、。
最近、私がプリントしてみた用紙をいろいろと紹介していきたいと思います。
で、今回プリントしてみたのは今年2012年のCPプラスでも注目を集めた「フレスコジークレー」(HPはこちらhttp://www.fresco-g.com/)。現在、エプソンのK3シリーズのプリンターのみが対応ということで、以前フク隊員が竹内敏信さんの展覧会をレポートしていましたね。
そもそもこのフレスコジークレー、紙というよりは「漆喰」をシート化したものなのです。
「漆喰」にプリント、といわれてもちょっと想像しにくいですが・・・
実際に試してみての感想は「新しい!そして、今までにない立体感と表現力!」。モノクロのポートレートをプリントしてみました。後ほど紹介しますが、TypeSタイプの質感が人肌のテクスチャに似ているということもあり素晴らしい仕上がりになりました。是非みなさんに試してもらいたい用紙です。

▲左がフレスコジークレー、右がフォトマット紙にプリントしたものをスキャンして拡大したものです。モニターではわかりにくいかもしれませんが漆喰の質感がいい感じです。
じゃーん、こちらが実際のパッケージです。

▲漆喰シートはファスナーつきの気密パッケージに封入されています。
パッケージから取り出したばかりのシートは少し重量がありますが柔らかくしなる感じ。
そのほか、作品保管用のOPP袋と取扱い説明書が同梱されています。

▲しなるのでプリント直後はこうなりがち。(フレスコあるある)
シートが強くにおったりはしませんが、いろいろとクセのあるメディアなので
丁寧な写真入りの取説もついていますよ。プリント前に必読です!
パッと見た感じはファインアート紙に近い印象ですが、気密パックに入っているのは「未硬化」の状態だから。プリントし、空気に触れる間にだんだんと硬くなっていきます。
これは
フレスコジクレーは、「未硬化の漆喰」の表面に顔料インクが浸透した後、空気中の炭酸ガスと徐々に反応し硬化します。
そのため、硬化した漆喰は、熱、光、湿気に強く、従来の銀塩プリントと比較しても、優れた保存性を持っています。
さらに、炭酸化の際にインクを包含して硬化するため、紫外線などから色材が保護され劣化を抑制します。
とHPに紹介されています。
「漆喰」という面白さのほかにも保存性の高さは魅力的ですね!
展示や販売を視野に入れてプリントする人はチェックしておきたい情報ですね。
フレスコジクレーのHPに写真付きの試験結果が載っています。
面質はこのとおりTypeRとTypeSの2種類。
どちらも表面に凹凸があり、立体感のある表現が期待できます。

▲左がTypeSで右がTypeR.。
モニターでは確認しづらいかもしれませんが、TypeSのほうがよりスムースな面質で、TypeRのほうがややテクスチャーが強めです。エプソンのファインアートペーパーでたとえるならTypeSがUltraSmoothFineArtPaper、TypeRがVelvetFineArtPaperという感じでしょうか。
嬉しいことに2種類がセットになったトライアルパッケージも用意されていますので、どっちがいいかわからない!という方はまずはこちらでお試しになるといいと思います。
ちょっと長くなってしまったので、実際のプリントレポートはまた今度!
気長におまちくださいね。
でわでわ。