エプサイトギャラリーで鮫島亜希子写真展始まる
こんにちは。ギャラジーです。今日は写真展のお話です。
エプサイトギャラリーで7月30日(金)から鮫島亜希子さんの写真展「FROM LEFT TO RIGHT」が始まりました。拝見して最初の感想としては写真展として味わった、というよりは何かの謎解きを体感したという感覚でした。
もともとクイズやパズルは好きなほうですが、今回は案内パネルにもある「共通点を探してみよう」というアタマが先に立って、ついつい写真を鑑賞するというより2枚一組の写真の共通点を探し、いつしかクスリと笑っている自分がいるのでした。
▲会場は落ち着いた雰囲気ですが、作品一点一点はどこかポップで和みます。
鮫島さんにお話を伺ってみると、「今回の展覧会は単純なほうで、答えの判り易いものを揃えました。」とのこと。「でも中には深いものもありますよ。」などと言われると、ひと通り見たあとに自分の回答にちょっとした不安がよぎりました。展覧会に回答が用意されている、というのも妙なものですね。
でもこういう視点を始めから持って撮影に出かけるのも楽しいでしょう。もちろん鮫島さんの写真は1点1点なかなかの量感が漂った見応えのあるものです。思い切りのいいコントラストは清涼感すら漂います。
作品は正方形フォーマットのペアに統一してあるのですが、サイズがそれぞれ微妙に変えてあって、ご自分で絵柄ごとに大きさをイメージし、エプサイトのプライベートラボでプリントしながら確かめて行ったとの事。もちろん、時にはプリントしたらイメージが違うものもあったそうですが、こういう試行をするのも大切だと思います。これまでは印画紙のサイズや額のサイズありきということが多かったわけですが、そうした既成の枠にとらわれない伸びやかな表現はまさにデジタルとインクジェットとセルフプリントならではの妙味ではないでしょうか?
▲ライティングを仕上げていく鮫島さん。まなざしは真剣そのもの。
最後に。ご本人在郎時は、中央のテーブルに12.5cm角のカード状の写真が9枚置いてあります。これは来館者にご自分でイメージペアを作ってもらうものだそうです。9枚ですから最後にどの1枚が残るのか、ドキドキしますね。ぜひおいでいただいて写真展とこのちょっとしたゲームを鮫島さんご本人と一緒に楽しんでいただきたいと思います。会期は8月19日(木)までです。なお、会期中は日曜日と8月8日(日)~16日(月)は休館になりますのでご注意ください。
▲共通項を探してペアを作ってみましょう。考えれば考えるほど難しくなります。夏の日差しでオーバーヒートしたアタマにはきつい。


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