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2008年07月08日 | Posted by カズ

ゲーテの『色彩論』ってご存知でしょうか?

皆さん、こんにちは、カズです。
今朝の通勤では滝のような雨にやられそうになりましたが、間一髪で雨宿りできました。雨宿った分、出社が遅れて「何でやねん!」と関西弁の上司に叱咤されましたが、これもまた梅雨時の一興。

さてさて、本日のエントリーは、ちょっと当社の商品とは離れた話題を挙げてみようと思います。先日、(雑談の中でのお話しだったのですが)とある学者先生から『ゲーテの色彩論』なるものの存在をご教示いただきました。私カズ、恥ずかしながらゲーテがこのような作品を残していることは全く知りませんでした。ゲーテと言えば、小中学生ぐらいの頃(あの頃はよかった・・)読んだ『若きウェルテルの悩み』という、適わぬ恋を題材にした小説が思い浮かんだのですが、このゲーテさん科学者でもあったんですね。

広く知られているニュートン光学に準じた『色』の説明としては、電磁波の一種である「光」をヒトの目(錐体)が刺激として脳に伝えることで『色』として知覚される、というところだと思います(可視光域のうち、波長の短い方から紫→青→緑→黄→橙→赤と知覚される)。対し、ゲーテの色彩論では、「色」を単に直線的な分光で発生するものではなく、『色彩環』という概念を用い、生理学的なヒトの精神作用として捉えられているそうです(うーん、難しい。うまく書けない)。一度、お話しを伺っただけで、骨子を理解しているわけではないのですが、もっと簡単に対照的に表現すると、
◆ニュートン光学:
 色はプリズム分光されて発生するように単一的で無機的なもの
◆ゲーテの色彩論:
 色はそれ自身に実体があり単一的な存在ではなく全体として
   存在する、有機的なもの
といったニュアンスになるかと思います。

ちなみに、日本語では「赤紫」という色を指す言葉がありますが、ニュートン光学では赤と紫は可視光域の両端に位置する全く異なる色ですよね。でも、我々には「赤紫」が赤にも紫に隣り合える近似色として見えてるからこそ、こういう言葉が生まれたのだと思います。これって、情緒的というか幻想的というか。ヒトだからこそ感じられる、科学では語りきれない、何となく素敵なことなんじゃないかなーと思えます。そして、それはゲーテさん的な感覚なのじゃないかと。。

ということで、私も、一応『色』を扱う業界にいる者として、今更ですが、とても興味深いので、ゲーテの色彩論について勉強してみたいと思います。ただ・・原版はかなり難解そうなので、理解できるか自信がありません。。ついては、ゲーテの色彩論に触れたことがある方がいらっしゃいましたら、ここは抑えとかないと!というようなポイントを教えていただけると嬉しいです。

ではでは、本日はここでドロンっ!

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