競馬写真家・畠中良晴さんと「それいけ!写真隊」のフォトイベント報告 その2
みなさん、こんにちは。けんたむです。
今日は先日のエントリーに引き続き、競馬写真家の畠中良晴さんをお迎えして実施した東京競馬場でのイベントレポート続編をお届けしたいと思います。
▲「それいけ!写真隊」の隊員『Kさん』が撮影した流し撮りです。畠中さんのレクチャーの通り、1/60秒のスローシャッタースピードを選択したにも関わらず、物の見事にピントが騎手に合焦しました。しかし、クオリティの高いプリントを目指すにはレタッチが必要となりそうです。そこで・・・。
畠中さんからは「バックのゴール板もうまく流れ、1回目の撮影にしてはかなり上出来だと思います」とのお褒めの言葉が。ただし、以下のアドバイスも頂きました。
「トリミングして背景を整理し、若干オーバーに振れた露出を押さえて仕上げましょう」
「芝生の緑をもう少し青々とした色合いに持って行きましょう」
そこで、レタッチマスターの登場です。
トリミングの基本は、現状の縦・横比率を維持することが重要です。まず最初に「切り抜きツール」で写真全体を選択した後、その後Shiftキーを押しながらトリミングしたい位置まで画像範囲を選択します。
▲一度全画面を範囲選択し、その後Shiftキーを押しながら範囲選択すると、カメラの撮像素子の縦横比をキープしながらトリミングが可能となります。Shiftキーを押しながら範囲選択しないと、縦横比が崩れてアンバランスな写真になってしまいます。
続いて、レベル補正で露出を整えます。
3つある「▲印」のうち、左端の「▲印」をヒストグラムの山の左端に合わせた後、中央の「▲印」で露出をコントロールしてください。そうすると、一番明るい所から暗い所までの全域に渡って階調を操れます。「▲印」は左右にずらしながら画面で確認すると分かりやすいでしょう。
その後、「焼きこみツール」を使って芝の色を青々とさせます。コツは、なるべく大きめのサイズを使用して調整したい箇所をなぞることです。最後にシャープネスを若干掛けて終了となります。完成した写真が↓です。
▲最初の写真と比べると見違えるほど印象が変わりました。これで完成です!

最後に、流し撮りについて畠中さんからアドバイスを頂きました。「自分の体は本馬場の方向に向けておいて、上半身だけをやってくる馬の方向にひねりながらレンズを振ると、馬のスピードにも負けない写真をモノにできます」とのこと。なるほど。撮影する態勢も頭に入れて撮影せねば!
そして、レタッチマスターは「やはりプリントしてこそ作品としての価値が出ます。プリントがすべてにおいての完結です」と。当日はプリントする時間がありませんでしたが、本日会社にてPX-G5300を使用してKさんにプリントしてもらいました。
さすがはサプライ担当の「Kさん」。お好みの「写真用紙<絹目調>」をチョイスされておりました。
さて、PX-G5300はエプソンカラーと言われている逆光補正や、見栄えを良くする補正機能が搭載されております。ここで注意が必要なのは、レタッチした画像はドライバ上の設定を「エプソンカラー(オートフォトファイン!EX)」にするのではなく、「sRGBの画像ならEPSON基準色」、「AdobeRGBの画像ならAdobeRGB」を選択してプリントすることが大切です。これは、せっかくレタッチした画像に余計なドライバ補正が入らずに済むからです。
▲「ここにピントが合っているんですよ~」と、嬉しそうに話すKさんです。
▲イベント当日は参加者の皆様にフォトストレージビューワ「P-7000」を貸し出し、気に入った写真をビューワ上で選んでもらって出力サービスするコーナーも設けました。「一瞬の間にゴール前を駆け抜けてしてしまいました」という参加者の方。それでも先頭から後方まで馬群を収められた見事な作品に仕上がっておりました。
さて、「それいけ!写真隊」は今後に向けて色んな企画を練っているところです。次回の企画をお楽しみに!


機種別製品情報



















