2009年04月28日 | Posted by けんたむ
旅を続けながら様々なシーンと立ち向かう 清水哲朗さん その2
みなさん、こんにちは。けんたむです。
今日は前回に引き続き、清水哲朗さんによる「フォトグラファーズレポート」後編をお届けしたいと思います。
前回はビューアーの話で盛り上がってしまいましたが、ちゃんとプリントのお話も伺ってきました。清水さんはあの「デジ侍」に所属しており、デジタル系のカメラ誌に毎月のように登場されているので、お話するまでは「きっとバリバリとレタッチもこなしてプリントされているんだろうな~」と思っていたのですが、案外その辺はソフトに、ご自身は撮影に専念、作品はレタッチャーに委任という分業制を取っておられるようです。
-自宅では主にサムネイル、仕上げはレタッチャーに-
けんたむ:「デジタルで撮った写真はプリンタで出力すると思いますが、現在はどのようなプリンタをお使いですか?」
清水さん:「プロセレクションモデルではないんですが、PM-G4500を使っています。僕も結構プリンターでプリントしている方だとは思うんですけど、自分でプリントする時の目的って、写真を整理をするためのプリントをつくるのが主なんですよ」
▲取材当日、大量のサムネイルプリントを持参してもらいました。サムネイルプリントって、自分が何を撮ってきたのか流れを掴むのに最適で、私自身も大量に撮影した時には時折プリントしています。もちろん、高価な光沢紙ではなくて普通紙にですが・・。
けんたむ:「・・・といいますと?」
清水さん:「サムネイルを作るという作業です。日付とファイル名をつけたプリントを作って、それをファイルに入れてまとめています。リバーサルフィルムでいうスリーブ、ネガフィルムでいうベタ焼きみたいなものですね。結局写真を取り扱う人間の方がアナログなんでモニター上でセレクトとかの作業は出来ないんです(笑)。ですから撮影から戻ってバックアップを取ったら大量にサムネイルプリントを作っています」
けんたむ:「分かります。その気持ち!清水さんはサムネイルプリントを通じて作品にしていくんですね」
清水さん:「うん。それで、展覧会のように展示する時の仕上げのプリントなどはレタッチャーにやってもらうことが多いです。毎回お願いしている人がいるですが、桐生彩希さんってご存知ですよね?」
▲レタッチャーの桐生さんが出力したベルベットファインアートペーパーのプリント。モンゴルの美しい夜が表現されています。
けんたむ:「あー!桐生さんが清水さんのレタッチャーなんですか!桐生さんには平素よりお世話になっておりますぅ~。いやはや、すごい体制ですね(笑)」
清水さん:「桐生さんに作品の仕上げは任せて、僕は写真撮影と作品のセレクトに専念しているという状態です」
けんたむ:「デジタルならではの分業ですね」
清水さん:「そうですね。デジタルになって自分の仕事って増えましたよね?でもそれって本来おかしいことじゃないですか?ですので、デジタルの写真はRAWを現像してある程度のプリントを作ってみて、最後はレタッチャーさんにそのイメージを伝えて仕上げてもらうという工程です。プロラボのような役割ですね」
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デジタルになって「撮影からプリントまで全ての責任を写真家が負う」と言われ始めて久しいですが、清水さんのお話を伺うと、プロにとっては大きな負担に繋がる場合もあるようです。私たちアマチュアにとってみればレタッチャーにプリントを依頼することはあり得ない話かもしれませんが、写真で食べていくプロにとっては「まず撮影ありき」ですので、しっかりとした作品を仕上げる上で「分業制」も大事な選択なんだと思いました。







清水さん:







