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2009年6月

2009年06月30日 | Posted by けんたむ

幾多のメディアでアートプリント制作を続ける小島 勉さん

こんにちは。けんたむです。

洋の東西を問わず、幅広いメディアでアートプリント制作を手掛けるディレクター、小島 勉さんのお話を伺ってきましたのでご紹介したいと思います。他社のメディアを扱う時のプリント方法など、興味深いお話を聞けました!

K1 ◆小島 勉(こじま つとむ)さんプロフィール

1968年 埼玉県生まれ

1987年 旧・株式会社トッパンプロセスGA製版部入社。

1998年 インクジェットによるアートプリント製作を担当。現在は株式会社トッパングラフィックコミュニケーションズ第三制作本部に所属し、イラスト・写真CGなどさまざまなジャンルのアートに携わる傍ら、雑誌での執筆やセミナーなどの活動もしている。

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ーアートディレクターの仕事とはー

けんたむ:「小島さんが今のお仕事に就いたきっかけは何だったのですか?」

小島さん:「1999年に美術作品のデジタルアーカイブを運営していく会社に出向したのが始まりです。デジタルアーカイブした美術作品を複製してプリントビジネスをしていました」

けんたむ:「写真家の作品のプリント制作を手掛けていますよね?」

小島さん:「ええ。いわゆるインクジェットを使ったアートプリントというものをやっています」

けんたむ:「現在は写真などの美術作品を主にプリントされているんですか?」

K2_2

小島さん:「いや、写真家の作品をプリント仕事はごくわずかです。私のいる凸版は出版社さんとの付き合いも多いですので、そこで漫画やアニメの複製画をつくったりしているのが大半です。写真家のプリントというのはどちらかというと社内フォトグラファーからのつながりで、茂手木秀行さんや根本タケシさんといった写真家の方たちとの付き合いが多くなったこともあって、そこから来ているんです。最近では織作峰子さんの展覧会用のプリントなども手掛けさせてもらいました」

ー今、注目のメディアはー

けんたむ:「プリントのプロフェッショナルとして、幅広いメディアを取り扱ってますね?」

K3 小島さん:「そうですね。今、紙って世界的に3つのキーワードがあるんです。ひとつは「バライタ」。これは銀塩時代からの定番ですよね。2つ目は「エコ」。素材がエコなもので、たとえば竹を使ったバンブーとかサトウキビを使ったシュガーケインなどの紙です。それと3つ目は「キャンバス」です。最近使ってみて「いいな」と思ったのは、ハーネミューレ社の「フォトラグバライタ」かな。今度使ってみようとしているのはCanoson社の「Rag PHOTOGRAFIQUE」。Canson社は450年以上続いているフランスの画材紙のメーカーで、この紙はエプソンのウルトラスムースよりもっとキメの細かいのが特長です。表面のコーティングや堅牢性も申し分ありません」

けんたむ:「エプソン純正紙ではない紙を使う時のプロファイルはどうされているんですか?」

小島さん:「エプソンが出している純正のプロファイルを使っています(笑)」

けんたむ:「え!?本当に?小島さんのように印刷会社の人は独自にプロファイルを作って、その用紙の最適なプロファイルでプリントしているのかな?って勝手に思い込んでいました」

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小島さん:「それは結構いろんな所でそう思われているようですね。ゴリゴリにカスタマイズしているものを使っているんですか?みたいに聞かれることもあったりします(笑)」

けんたむ:「そりゃそうでしょう(笑)」

小島さん:「でも実は、きれいにプリントするにはメーカー純正のものが、一番効率が良いと個人的には考えています。プロファイルを自分で作ろうと思ったら大変な時間が掛かってしまいますから、とてもひとつひとつ紙に応じてなんて作れません。それにメーカー純正のものは何百何千という半端じゃない数のパッチを測色して作ってますからね。それを信用して使うのが一番です」

けんたむ:「すると、どのようにプロファイルを扱うのですか?」

小島さん:「他社製の紙を使う時は、質感の似ているエプソン純正紙のプロファイルを使っています。たとえば先ほど話題に上がったフォトラグバライタだったら絹目調のプロファイルにしてプリントしたりしますね。どのプロファイルを使うかは直感で判断します」

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▲PXー5800で出力される小島さん。

ー他社メディアに対するエプソンの対応に期待ー

けんたむ:「なるほど。実は今、エプソンでも魅力的な他社メディアについてどのように対応を取るかという議論の真っ最中ではあるんです。特に海外のメディアは印刷設定など紹介されておらず、ユーザーさんが自らノウハウを蓄積するしかない状況はまずいと思うんです。「まずいと思うならやってくれ!」と言われてしまいそうですが、ひとまずこのブログを中心に「他社メディアを使う事で、純正紙にはない作風の幅を広げられます!」という呼びかけだけはちゃんとやろう・・ということになってます」

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▲「それいけ!写真隊」でスペシャルアドバイザーとしてご参加頂いている柳本史歩さんの作品をプリントしてもらいました。海外メディアは、細かなテクスチャーが魅力のメディアが多く、国内メーカーではなかなか見られない風合いが特長です。

小島さん:「それは嬉しいですね。以前は「エプソン純正紙以外は駄目」みたいな姿勢で、ユーザーが求めていることと少しかけ離れてしまっていた感じでしたが、最近は少しその辺が緩やかになってきているんですかね。他社のメディアを使いこなせるようになると本当に表現の幅が広がりますよ。エプソンには今後の対応に期待しています」

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他社メディアの紹介はこのブログでもご好評を頂いておりますが、今後も続けていかねば!と思った次第です。しかし、メーカーとして正式な対応アナウンスをしていないのは申し訳ない次第です。他のインクジェットプリンターメーカーさんは我々よりも2歩も3歩も先に進んで他社メディアに対応しているのを考えると、何とかしたいと思っていますので、しばしお時間をくださいませ・・。

長野の開発とマーケティングのみなさーん、一緒に頑張りましょう〜。

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2009年06月25日 | Posted by けんたむ

「RAWとJPEG」の違いをテーマに。エプサイト実験室が盛況です!

みなさん、こんにちは。けんたむです。

新宿三井ビルのエプサイト2にて、「エプサイト実験室 比べてみようアレとコレ」が本日より土曜日まで開催するとのことで早速見てきました。

E1

▲10:30の開館と同時に多くのお客様がお見えになりました。

E2「エプサイト実験室」は、普段エプサイトのスタッフがお客様と接している中で、お客様が疑問に感じたことなどを丹念に調べ上げ、それをリスト化し、「徹底比較」をコンセプトにセミナーの開催やサンプルプリントを提示しながら、お客様の悩みや疑問を解決する場です。

さて、今回のテーマは「RAWとJPEGの違いを徹底検証」。あっという間に11時からのセミナーは満席になり、立ち見のお客様が出るほどでした。

E3

▲RAWデーターとJPEGデーターで出力の差を確認されるお客様。

このテーマは、カメラメーカーさんがやってしまいそうなネタではありますが、あくまで「プリントしてどう違うか」というプリンターメーカーからの視点なので、最終成果物を「プリント」に重きを置いている方と、モニターで鑑賞で済ませる方とで、受け止め方は違うと思います。しかしながら、RAWとJPEGがどれほどの違いなのかと、直接確認する機会はそうそうありません。勿論、会社に魂を売り渡した私自身は「最終成果物はプリント派」なので、非常に勉強になりました。

E4

▲ご来場のお客様には「RAWとJPEGの違い」について基礎知識から応用まで網羅したレジュメが配布されます。

今回参加してみて、RAW信者だった私としては「RAW>>JPEGの評価はまだまだ変わらないけど、最近のデジイチのJPEGはなかなかやるなー」というのが率直な感想です。昔のJPEGはノイズがすごく、ホワイトバランスも狂い気味でしたが、画像処理技術の発展は日進月歩だと改めて思いました。 今までもRAW+JPEGの同時記録さえ、メモリーを食うだけで無駄と考えていましたが、近いうちにJPEGオンリーでの撮影になるのも近いかもしれませんねえ。

土曜まで開催しておりますので、是非お越しください!

■場所:新宿三井ビル エプサイト2 詳しくはコチラへ

■会期:本日より6月27日(土)まで

■時間:10:30~18:00

(セミナーは11:00~11:30、14:00~14:30、16:00~16:30に3回開催しますが、いずれもご予約不要、入場料無料です)

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2009年06月24日 | Posted by まる

「それいけ!写真隊 in 静岡 ご報告」その5

みなさん、こんにちは~!まるです☆

昨日に引き続き連続書き込みです!先日の静岡会場にご応募頂いたご当地写真を一挙大公開!力作ばかりを是非ご覧下さい!

まず始めにご紹介するのは、平岡様の作品。このモノクロのトーンが素晴らしいです。昔はフィルムで撮影していたそうなのですが、最近はデジタルに移行し、エプソンのプロセレクションプリンタをご使用になっているそうです。「これからは今まで以上にモノクロ写真に挑戦していきたい」とおっしゃっていました。私もモノクロやってみたいなぁ・・・!!

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▲平岡郁男 様 「浄光」
 

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▲薩川髙宏 様 「白いネコ」

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▲髙木孝雄 様  「薫る風」

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▲川崎 誠 様

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▲池田勝利 様  「桜と富士」 

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▲河村圭子 様  「出初式」

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▲牧野嘉信 様 

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▲片山修二 様  「つつじ咲く頃」

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▲和田知明 様  「早朝の田園」

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▲伊東 鑛 様  「かわいい」

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▲古屋佳宏 様  「城跡」

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▲大村五郎 様  「百合満開」

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▲鈴木廣志 様  「纏祭り」

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▲伊藤和己 様  「峠の春」

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▲小梁祐典 様  「ふぃっしゅーな にて」

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▲新井平夫 様  「日本平ロープウェイ」

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▲田村誠章 様  「仲良し」

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▲定石 茂 様  「春」

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▲稲葉敏昭 様

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▲橋本 日出男 様  「白糸の滝」

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▲石田 智鶴子 様  「わたしの家」

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▲杉山大八 様  「バカンス」

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▲望月照之 様  「桜の中を」

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▲浅沼 等 様  「松崎町石部の棚田

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▲酒井敏夫 様  「棚田のあぜ道アート」

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▲松川雅勇 様  「初夏」

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▲鈴木明雄 様  「棚田の夕映え」

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▲小原史廊 様  「富士山と豪華船」

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▲金子みその 様  「ねがい叶い給え」

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▲仁科光雄 様  「白糸滝」

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▲吉村敞夫 様  「桜と富士」

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▲大川貴久 様

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▲渥美正義 様  「河口湖 湖上の舞」

いかがでしたか?素晴らしい作品ばかりでついついじっくり見入ってしまいますよね?!会場に展示された光景を見ても思いましたが、改めて見返すと富士山や茶畑に囲まれた静岡って本当に素敵な場所だなぁと思います。

静岡にこんなにも沢山撮影スポットがあって、美しい光景が広がっているんだと思うと、またすぐ静岡に行きたくなってしまいますねー!ね?Kさん?隊長?(^0^)

次回の「それいけ!写真隊」開催は札幌・仙台です!札幌や仙台在住の皆様!皆さんからのご当地作品を大募集しております!奮ってご応募お待ちしておりま~す!

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