みなさん、こんにちは。けんたむです。
「それいけ!写真隊」の会場に来てくださった方、早速トラックバックを頂戴しましてありがとうございます!
さて、
昨日のレポートに引き続き、「それいけ!写真隊」in札幌のご報告です。今日は午前中の「レタッチ&プリント実演会」の様子をお届けしたいと思います。
前回の2月開催からわずか半年を絶たずして開催となったわけですが、札幌の方たちのアンケートを見ているとデジタルに移行中の方が多いようで、「撮影」→「Photoshopで補正」→「正しく保存」→「正しい色でプリント」という一連の流れをご紹介させていただきました。
①画像数による出力可能サイズは?
一般的な目安として、A3プリントであれば1000万画素近くが必要です。600万画素ではA4がちょうどいいといわれています。

▲A3まで伸ばすのであれば、1000万画素近くのカメラを選択しましょう!
②Adobe RGBかsRGBか?
Adobe RGBのほうが表現できる色面積が広いですが、それを扱うモニターがAdobe RGBでなければ意味がありません。また、日本の風景写真であればほとんどsRGBで表現が可能です。沖縄の深~い海の青色を表現するにはAdobe RGBが有効ですが、通常はsRGBにしておきましょう。スペシャルアドバイザーとして出演してくださった写真家の柳本史歩さんもsRGBを使用されているとのことでした!

▲普段はsRGBを選択しましょう!
③撮影したらPhotoshopで補正しましょう!
全ての写真をPhotoshopで補正する必要はありませんが、「もう少し変えたい!」という気持ちがあれば、Photoshopで補正します。

▲前日に撮影した支笏湖です。グレーに統一されたトーンの中で一隻のボートが進みます。
写真家の柳本さんからは、
・空がもう少し明るかったので、奥行きを出しましょう。
・写真右にわずかに写っている「ブイ」の色を落としましょう。
というアドバイスをもらいました。
◆レベル補正を使って空を明るくする
マスター曰く、「レベル補正を制する者はレタッチを制する」と言われているようです。

▲「画質調整」→「ライティング」→「レベル補正」を選択するとヒストグラムが出てきます。これを見ると山が中央に集中していますので、右の△印と左の▲印を山の端っこに近づけます。すると、コントラストが出てきて奥行き感が出てきました。
◆モノトーンの情景の中のオレンジの「ブイ」の彩度を落とす

▲パレット内にあるスポンジツールを選択後、上段の彩度を「下げる」にしてブイをなぞると・・

▲梅干しみたいに風景を邪魔していたブイの彩度が下がりました!
④TIFFで保存しましょう!
JPEGの画像をJPEGのまんまPhotoshopで補正するのは問題ないです。しかし!その後JPEGで保存すると画質の劣化につながります。

▲Photoshopで補正した後は、TIFFで必ず保存しましょう!
⑤正しい色でプリントする!
さて、ここからようやくプリントに移るわけですが、マスターからは、「Photoshopからプリントする場合、間違いに陥りやすいのはプリントの設定です」と、アドバイスが続きます。
ここまで頑張って調整したのに、プリントの設定を一つ間違えてしまうだけで、色や明るさがおかしくなったりしてしまうのです。
まず、「ファイル」から「プリント」を選択します。すると下の画面が出てきます。
―超大事なポイント!その1―

▲「カラーマネジメント」の「カラー処理」の設定方法はコチラのページを必ずご確認ください。お持ちのプリンター・パソコンのOS・Photoshopのバージョンの組み合わせによって選択が異なり、「カラーマネジメントなし」にするか、「プリンターによるカラー管理」の2つの方法があります。
—超大事なポイント!その2—
そして、画面下の「プリント」を押すと、プリンタードライバー画面が出てきます。ここではPXー5600のドライバー画面をお見せします。お持ちのプリンターの画面と若干違うかもしれませんが、基本操作は同じです。
用紙の種類など一通り設定した後「色補正」というところを必ずご確認を!そして、皆さんがお持ちのデジカメの設定が・・、
・sRGBの方は「EPSON基準色(sRGB)」を選択してください。
・Adobe RGBの方は「Adobe RGB」を選択してください。

▲プリンターのドライバー設定画面です。ここが最後の「詰め」となる要所です。是非、カメラの設定がどうなっているかを見直してみてくださいね!
以上が撮影からプリントまでの流れでした!如何でしたか・・・?
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さて、札幌レポート、まだまだ続きます!
ところで当日は、はるばる札幌までデジタルカメラマガジンとGANREFでお馴染みのインプレス社から水島さん、日本カメラさんが取材に来てくださいました!もしかすると?8月20日発売号で記事にもなるかもしれませんので、お楽しみに!