水を追い続ける写真家、伊藤之一さん
こんにちは。けんたむです。今週も週の半ば。あと2日頑張りましょう〜。
さて今日は新宿三井ビルのepSITE2で写真展を鑑賞してきました。
epSITEスタッフのMさんから「今やっているepSITE2での写真展だけど、全部R−D1で撮ってるんだよ」という話を聞き、仕事を早々に切り上げて鑑賞してきました。8月6日(木)まで開催中の伊藤之一さんによる「雨が、アスファルト」です。「伊藤之一さんってどっかで写真を見た事あるなー」と思いながらepSITEに向かいました。
閉館間際に行ったのですが、運良く作家さんが在廊中でお話を聞く事が出来ました!
伊藤さんは1966年のお生まれで愛知県のご出身。広告写真家である一方で独自のカメラアイで作品を撮りため、数年に一度作品を発表されている写真家です。今回の写真展は、全て雨の日に撮影されており、雨の滴が地上に落下する模様(というか、時間軸にしていえばほぼ瞬間・・!)をR−D1sで撮影された作品です。
けんたむ:「雨が、アスファルトというタイトルが印象的ですね。どうして雨が地上に滴り落ちる瞬間を撮るようになったのですか?」
伊藤さん:「数年前、東京湾を撮影していたんです。東京湾の「水」はそこに到達する前までは川があります。その先は・・・と、水を辿るように写真を撮ろうと思ったんですよね。それから多摩川の波紋などを撮影するうちに、もっと上流に行ってダムなどの撮影も行なったのですが、最終的には空から降って来る雨こそが「水」の源泉なんだと気づきまして。それから雨の写真を撮るようになったんです」
▲今回の写真展は、パノラマサイズの写真が38点展示されています。
けんたむ:「あーあの、東京湾をスクエアで撮影された作家さんでしたか!確か6年くらい前だったかな。カメラ誌の口絵で見ていて「素敵だなー」と思って眺めていました」
伊藤さん:「覚えていて頂き、有り難うございます!あの頃からずっと私の作品は続いているんです。水と写真は私の中で切れないテーマのようで・・。今回、水が地球と出会った瞬間を作品としてまとめたんです」
▲雨が地上に落ちた瞬間の形態はまさに百花繚乱。普段捉える事の出来ない世界が広がっていました。
けんたむ:「なるほど。どの滴も形態が様々で、目では見えない世界が広がってますね。写真でした表現出来ない世界なんだなあと。ところで何で「アスファルト」なんですか?」
伊藤さん:「自分が過ごしている都会は全てアスファルトになっています。そんな場所で全て写していますので。カメラは全てR−D1sで、カメラを地面に置いてノーファインダーで撮影しています。時には自然光で、時にはストロボを炊いて。あと街灯や車のヘッドライトなんかを光源にする時もあります」
けんたむ:「担当の私が言うのもナンですが・・、撮影に使ったカメラは何でR−D1なのでしょうか?」
▲伊藤さんのR−D1s。カラースコパー25mmF2.5に、ビューファインダーも装備。
▲底面を見ると歴戦の刻みが・・!地面に置いて撮影するだけあって、さすがの傷つき具合に脱帽です。 伊藤さん:「何か、ネガカラーみたいな発色が好きなんですよね。」 けんたむ:「よく言われるんですよ〜。有り難うございます」 伊藤さん:「でもR−D1xGは買ってません。ごめんなさい(笑)」 けんたむ:「今後の作品はどのような方向にいかれるのでしょうか?」 伊藤さん:「やはり水にこだわって撮影を続けていこうかなと。海を撮り続けているんですが、海が広がる先の海岸線などを・・」 ++++++ プリントは全てクリスピアを使用してPX−5500で出力されたようです。A3で出力したものを裁断してパノラマにされています。写真展の会期は8月6日(木)まで。R−D1ファンのみならず、多くの方のご来場をお待ちしております!詳しくはコチラへ。


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