2010年10月08日 | Posted by マスター
モノクロファインプリントへの道 その4
ども。マスターです。
モノクロファインプリントへの道。今回は、覆い焼きと焼きこみについてです。暗室でモノクロプリントやったことのある方には馴染みのある言葉だと思います。
覆い焼きや、焼きこみというのは部分的に明るくしたり暗くしたりすることです。Photoshopでも同様のことができます。モノクロの場合、覆い焼きなどの作業が作品の印象を大きく変えますのでマスターしておくといいと思います。是非、マスターしておきたいテクニックです。
覆い焼き、焼きこみのやり方はいろいろありますが、今回はマスター流ということでのご紹介です。参考にしてみてください。
Adobe Photoshop Elements 7.0を使用します。
上図がオリジナルの画像で、下図が覆い焼き、焼きこみを行ったものです。手前を少し暗く、遠くを少し明るくすることで遠近感を出すように調整を行いました。印象がかわりますね。
では実際にやってみましょう。
まず、覆い焼き、焼きこみを行うための準備をします。
1.上部より「ウインドウ」→「レイヤー」でレイヤーパレットを表示させておきます。
2.上部より「レイヤー」→「新規」→「レイヤー」を選択します。
3.「描画モード」を「オーバーレイ」、「オーバーレイの中性色で塗りつぶす(50%グレー)」にチャックをいれてOKします。
4.レイヤーパレットにはグレーで塗りつぶされているレイヤーが作成されます。
これで準備が完了しました。作成したグレーのレイヤーが選択されていることを確認しておきましょう。
5.ツールパレットには覆い焼き、焼きこみツールがあります。
覆い焼き→明るくしたいとき
焼き込み→暗くしたいとき
にそれぞれ使用します。ではまず覆い焼きツールを使用するので「覆い焼きツール」を選択します。
6.上部ツールパレットでブラシサイズを設定します。明るくしたい部分より少し大きめのブラシサイズを選ぶといいと思います。
サイズは作業する場所によって変更するようにしましょう。
7.同様の方法で暗くしたい部分は「焼き込みツール」を使用して作業を行います。レイヤーを確認すると明るくしたところと暗くしたところが確認できます。
このやり方のいいところは失敗した場合、何度でもすぐやり直せるところです。普通は背景画像(オリジナルの部分)に手を加えるためやり直しができません。
もし、やり直したい場合は「ゴミ箱」のアイコンを押せば削除できますのでやり直すことができます。
さらに、この方法では中間調の明るさをコントロールするため、背景画像に直接作業するよりも自然な仕上がりになります。
慣れてしまえばかなり便利なテクニックですので、是非試してみてください。
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